同人

プロデューサーってば変態ですネ! 感想

幸子に馬乗りにされて、罵られます。 (P07) やふー。 や、ともかく、調子に乗ったら良い感じに罵倒しつつも、隙がある。そして――ヘタレる。まさに幸子さん。 あとはええ、そこからの大逆転というか、股間あっぴろげオチに羨ましさがたまらんとだけ。 以上。…

Never say never Zero Vol.1,2 感想

モバマスの凜・幸子本。 まず最も大事なことに女の子がすっごい可愛く描いています。造形は特徴掴んでいて、容姿は可憐で、表情は生気が有りました。 次にキャラが生き生きとしています。凜はクールで素直という土台を元に、ストーリー内で無理なく凜という…

呉論補 「Over Margin、或いは恋心おーばーどらいぶ」

初出:『恋愛ゲームシナリオライタ論集2 +10人×10説』 1.前回のまとめ 本論は『30×30』に書きました拙論『Gift cleard,或いは幸せのなり方』(以下前論)の続きとなっています。 まず前論の内容を振り返ってみましょう。呉(以下敬称略)による企画・シナリ…

呉論 「Gift Cleared,或いは恋心おーばーどらいぶ」

初出:『恋愛ゲームシナリオライタ論集30人×30説+』に掲載 1.紹介 呉(以下敬称略)について2010年6月27日現在判明していることをまとめてみます。呉は『Infantaria』(CIRCUS NORTHERN、2001年1月26日)において呉一郎名義でデビューし、以降CIRCUS社の『…

Omegaの視界 〜ミヨ オワレル シマイ トワ(●nd)〜 感想

全体を通しての感想です。 『Omegaの視界』は、 『Omegaの視界 シキのはじまり/未解封のハコニハ』 『Omegaの視界 アキかけたシキのアイ』 『Omegaの視界 アキかけたシキのアイ:残』 『Omegaの視界 〜ミヨ オワレル シマイ トワ(●nd)〜』 以上のような…

indigo 感想

舞台は十峰市、10年前に連続殺人事件が起きた町。折悪しく、実は連続殺人事件の犯人を殺した少年、殺人欲に滾りレイプ犯を夜な夜な探す女子高生、遠未来を予言する馬鹿、虫狂いの秀才、全力の決闘を心待ちに修行する小学生、藍色の時間に現れるスーパースタ…

暗い部屋 雑感

感想 窓に板が打ち付けられ、電気が点いていない、腐った匂いに満ちた、暗い部屋。 そこから出て来た少年は、そこで何を見たのか、それから何を見るのか―― 一度は出版を拒否された小説をウィンドウズ・アプリケーションとして構築し直し、世に問うたのが本作…

SchoolCaptain2 会王をねらえ! 雑感

前作「SchoolCaptain 会長候補はご立腹」から全国生徒会長コンテストという設定は変わらず、舞台を別の高校に移しています。腕力しか取り柄がない女の子を主人公に、全国生徒会長コンテストで優勝出来る生徒会長を選ぶためにコーチが来てしごくというストー…

リナ -Il dolore della Salvezza- 感想

唐突に好きな昔の同人抜きゲーについて語るよ企画。 第1弾はリナ。サークルは銀の星亭で、発売は2006年12月31日(C71)でした。銀の星亭は銀の星亭 - RaSeNまとめWiki - livedoor Wiki(ウィキ) にあるようRaSeNに関わった方たちのサークルで、2007年10月に…

片輪車と雪女 感想

愛の無い行為をするから雪女と呼ばれたデリヘル嬢。深雪。 見られたくないのが高じて片輪車を自称する車椅子の少女、麻子。 麻子が深雪を呼んだ時に、彼女たちの物語が始まる―― という感じの冒頭に引き込まれ一気呵成にプレイしました。最中は心震えて止まり…

Erst Kerf 感想

C77で領布された同人ゲームです。読み方は「えるすとかーふ」。 同僚を探しに遺跡を潜って行くというストーリーの下、リズという女性キャラを操っていきます。ジャンルは全方位ACT+STGと称されているのですが、その名称からも工夫が感じられるように本作のゲ…

フリックドロップ 感想

同人ノベルでSFということで、ふと買ってみたのですがこれが大当たり。初めに言っておきますが傑作です。 まず概要ですが、フリックの衝突によって人類滅亡すれすれになったものの、何故かフリックの周りでのみ生存できた未来の地球が舞台となっています。フ…

スキトキメキトキス 感想

高校3年生の少女・明菜は落下事故後の昏睡から目覚めると記憶喪失になっていた。事故の原因も何もかも忘れていた。しかし目覚めた瞬間に傍にいた下級生の少女・菜穂を見ると激しい不快感に掻き立てられた。菜穂は明菜を慕うのに何故不快に感じるのだろうか、…

からふる 感想

両親が旅行に出て一人暮らしになった大学生の主人公の下に家出したロリの従姉妹・雪がやって来たというのが冒頭。それで当分二人で暮らすことになり、主人公がロリとの生活感――お風呂の残り匂いや、排水溝にかかった髪を見て興奮します。 そして、 雪「この…

MECHANIZED SAMURAIZM 感想

冷戦構造が解消されず第3次世界大戦間近と噂される架空の地球を舞台に、日本人傭兵部隊の部員を操ってロボットに乗り世界中で戦闘するという格闘STG。 ゲームパートについて “格闘STG”とジャンル名に格闘が付くように、自機の行動は『撃つ、斬る、掴む、投げ…

-atled-完全版 感想

10/3/15 修正 感想 舞台は2025年の地方都市。女子学生・あおばは児童養護施設で暮らしながらストリートライブをしていた。同じ施設の親友の麻智と将来共にバンドを組んで演奏するという夢を共有しながら充実した生活を送っていた。問題と言えば麻智がいじめ…

カガクノオト 感想

ふと手にした作品が傑作であったほど以上の衝動買いの楽しみは知りません。 私にとってこの作品がそうなりました。偶々ショップで見て、まず絵の色彩豊かなイメージ目を惹かれ、次いで大好物の架空科学ネタっぽい単語に心を惹かれたため、買ってみたのですが…

SchoolCaptain 会長候補はご立腹 感想

感想 全国生徒会長コンテストに経営建て直しを託した学園は勝てる人材として五十嵐凜に白羽の矢を立てた。しかし生徒会長立候補を断られる為、彼女の幼馴染であり全教科赤点留年の危機に直面した主人公・吉良桂介に留年回避と引き換えに説得を強いた―― とい…

ときのあくま

開発は旧氷河期ゆきうさ(現ふろーずんおーぶ)。 画面は固定されていて、敵を倒すか、目的地につけばクリアとなる2Dアクションゲーム。 攻撃はスラッシュ(単ボタン攻撃)、チャージショット(溜め技)とオーソドックスです。 慣れなくてはならないのは移動…

図書館列車

ジャンルはノベルで、制作は活動漫画屋。 ――ようこそ。我が図書館列車へ! 図書館列車とは、循環列車で厳選した本を持った司書が束の間の読書という時間を提供するものです。その図書館列車に関わった人々は悩んで、傷付きます。 例えば、主要人物の少年は何…

LUDESIA PREVIEW BOOK 雑感

C76でtalestuneさんのブースで ルーデシア オリジナルサウンドトラック ルーデシア PREVIEW BOOK を購入しました。収穫の十二月シリーズ全部!と叫びかけたものの、持ってるので流石に自重。 ルーデシア PREVIEW BOOKは作中ジャーゴンの簡単な説明と製作話。…

活動漫画屋小説一式 感想

C76で購入させていただいた活動漫画屋さんの小説を全て読んだのでその感想をば。 読んだのは具体的には、 寒緋桜 大禿 妖怪部・犬神絵解き 茂林寺釜 の4冊。作者の方による概説は“人形城奇譚 今週気付いたこと。小説発注あった ”あたりを読めばあるかと思い…

犬神使いと少年 感想

感想 犬神に関わった少年少女たちの一幕が民俗学、科学、疑似科学など様々な角度からアプローチして書かれています。理系と文系の蘊蓄・論理が調和していて滅法面白くて、興味深い作品でした。 まずメインストリームである犬神のネタに関しては下手に説明し…

神事双劇カーニバル 感想

感想 舞台は六式島。そこでは六式の家に生まれた少女たちが神の力を下ろして闘う祝祭が執り行われていた。祭りの日には島全体が盛り上がることになる。 だが同日に人知れず六式の下に位置する四相の家の少女たちが闘うことを選んだ。その闘いは六式との入れ…

とつげき!人間戦車 感想

感想 HP、攻撃力、防御力という概念はなく、攻撃が的中すると必ず破壊される戦車を操ってシナリオをクリアしていく戦争シミュレーション。 その戦車が可愛らしい少女のような外見であり、思考を低下した状態に保たれて人間に隷属する人間戦車である――という…

ゴス道の乙女たち 感想

やや修正。 感想 一、常にフリフリをまとい。 一、群れは多くて二人まで。 一、僻み嫉みは当たり前。 一、欲しけりゃ、ごねる。根性で、得る。 から始まる母の訓えを守るゴスロリ少女エリカと、ゴスロリファッションの少女ばかりを狙った連続婦女暴行事件・…

ナルキッソスサイドストーリー

ー 題名どおりナルキッソス2ndのサイドストーリーを載せた新書サイズの同人誌です。久方ぶりにメロンに行った所、最後の一冊で置いてあったため、迷わず購入しました。 内容は2ndで増えた1つのルールから再開される優花と姫子の関係です。死に行く親友を社会…

ひまわり 感想

感想 人類は先人の知識、知恵、技術を引継ぎながら徐々に前へと進んでいきます。 それを賛美すること、非難することはたやすいです。 進み方は遅々としてまだるっこしく、一人の天才はともかく、多数の秀才たちの場合現在の最先端に追いつくまで待たなくては…

ナルキッソス2 感想

面白みがない感想かもしれません。 2/23 加筆修正 感想 カトリック系のとある病院の7Fはホスピスとして機能していた。従って、そこに入るということは一般生活に戻れないことを意味していた。7Fの住人となり、死ぬ準備を余儀なくされた患者たちは何時しか密…

Es 体験版 感想

感想 広大なマップを飛びまわり、銃と刀でがしがし敵を倒す3Dアクション。 自キャラとマップの造形は凝ってはいないのですがシンプルなりの良さが出ていて、移動しているだけで結構爽快でした。攻撃も3次元になったことで背後に回ったり、上から攻撃した…