魔王の復活を目論む敵を倒すため、4人の女学生が性行為で力を強めながら7つのダンジョンを踏破していく――という同人18禁RPG。
形式としてはよくあるやつなのですが、非常に良く出来ていました。プレイして大満足の一言。
何に満足したかと言えばそりゃあエロでして、性癖のど真ん中をぶち抜かれました。
今回の性癖は強キャラの快楽堕ち、他者からの嘲笑、とめどないエロステータスの上昇、といったあたり。
まずキャラクタは高名な家の出で清楚だが芯の強い姉妹、強情な少女、素直なロリ系の少女の4人。それぞれ性行為の相手はある程度決まっていて、姉・強情な少女な不特定多数まで広がって汚され、妹はラスボスのみに手籠めにされ、素直なロリ系の少女はキモオタのみに開発されます。それぞれ傾向が違うのですが、エロ描写のクオリティは高く担保されていました。
次いでゲーム内の1日のスケジュールを簡単にまとめるとこうなります。
(1)登校
(2)朝=ダンジョンに潜る
(3)昼=4人のキャラから1人選んで自由行動
(4)夜=同上
(5)お泊り
自由行動では選んだヒロインのイベントが進んでいきます。どのヒロインも戦う意思を持ち、悪を憎む想いは強いのですが、敵はそれを思いっきりへし折ってきます。若々しい体をひたすらに性的にいたぶることで屈服させ、その上で堕ちたことや快楽に流されたことをヒロインの口から必ず言わせるのです。例えばヤクザにいたぶられるAV撮影が筆頭でしょうか。そしてその言わせた堕ちた口上と、快楽に震える無様な体を見降ろされながらヒロインがあざ笑われます。反発しながらも、イベントを重ねるにつれてずぶずぶと快楽の沼に嵌っていく――というのがおおよその流れ。
妊娠システム・妊娠の有無に合わせてエロのテイストが変わる・出産を任意で敵対する相手や凌辱する相手に見せないといけないイベントあたりとかかなり邪悪なのですが、絵空事としてかなり興奮する代物になっていました。
【リツコ】「んっ……ぷっふっふ……」
【リツコ】「はは……んふふふふふ!!」
【リツコ】「いいわねえサヤちゃん。
とぉーっても惨めでいい顔よお」
【リツコ】「好きでもない男の子供を孕まされて
こーんな所で産まされる……」
【リツコ】「いい気味……本当にいい気味。
生意気な、小娘が! ざまぁみろだわ!」
【リツコ】「あぁ……私今、とても心が晴れやか」
などなどヒロインの追い詰め方がかなりキテいてハッスルしましたね、ええ。
このヒロインに対する嘲笑はネームドだけではなく、モブからも投げかけられます。それが朝の「登校」シーン。姉妹が2人で学校に向かうと、最初は殿上人・憧れのヒロインとして噂されるのですが、開発されて性的な段階が上がるにつれて汚い言葉が投げかけられるようになります。これがまた良いんですよ。
落とした直接の対象以外からの目線が加わることで、より一層心無い言葉への屈辱と、自分が汚れて堕ちたことが広まってしまっているという絶望とが募り、プレイの良いエッセンスになっていました。
最後に「お泊り」について。
これがまた興奮を甚だ煽るものになっていました。
ヒロインはそれぞれ夜以降に対応する敵方の家に強制的に泊まらされて、こまされます。ただしその時間帯は直接は描写はされません。勝手に性行為の回数が増えますし、勝手に妊娠してしまう可能性もあります。
それだけでも想像をあおる数字の動きだけで良いのですが、その夜を越えた起床がですね、もう最高。
メインヒロインが体を翻弄されて疲れて寝て目覚めると横にはそれまで自分を散々凌辱していた男がいて、お前は自分の女だというニュアンスの言葉をにやにやと投げかけられる。――なんて、最悪の目覚め。よくぞこれを思いついたという屈辱の後押しかと。パターンもそれなりにあり、ゲーム内で朝目覚めるのが本当に楽しみでした。
RPGの部分も結構楽しめました。
プレイスタイルは敵のアクションを阻止して完封かそれに準ずるように抑える方向に誘導されます。HPは低めに設定されていますし、HPの回復方法は乏しいので必然的にそうせざるをえないのです。そのためにハクスラで武器を揃え、敵味方の行動順を見極めて、攻撃と確率で発生する追撃とバフとデバフを組み合わせるのに頭を使うことになります。
リソースを拡大しながら割り振っていくゲームデザインは良く出来ていましたし、日数をかけて性行為を増やすことで難易度は下がるのでカジュアルプレイにも対応しているのも好感度は高かったです。
以上。全ての方にお薦めできるものではありませんが、自分は嵌りました。嗜好が合いそうなら是非是非手に取ってみてください。
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