騎士アメテュスを操作し、彼女ら騎士を性的に堕とそうとするオリクト・クラウディの企みを防ぐ為に数々のダンジョンへと潜入する同人RPG。
販売ページで高らかと謳われている通り、戦闘エロ特化の権化でした。
アメテュスは普通のコンディションであれば敵に負けない鍛えられた戦うヒロインです。そう普通ならば――という訳で、アメテュスのステータスを下げるために様々なデバフがかけられようとされます。
沼や空気散布による媚薬の浸透は序の口で、機器を胸やら股間やらに装着させ果ては触手服を着せて集中を乱し、ストレートに淫紋を刻む。
そして絶頂し敗北することによって、その敵固有の攻めが弱点へと昇華します。おもらししやすくなるとか、焦らしに堪えられなくなるとか、女からの攻めに弱くなるとかetc、etc。
これらはマップの移動に注意を払い、戦闘時にミスをしなければ全て回避可能です。
そこを本来であれば回避出来るものを敢えてやられまくり、負けない敵に呆気なく負けて熔けた顔を晒すほど強い強いヒロインを弱く脆くさせるのが、ほんと楽しいプレイでした。
そして強くて高い能力を持つヒロインがザコ敵に良い様にされるのを、責めている敵が煽ってくるのがこれまたクルものがありました。
スライムオリクト
このままじゃ負けちゃうよぉ…?
私みたいなよわーい敵にぃ、こーんな耳元でいやらしいこと
言われるだけでぇ、勝てなくなっちゃうよぅ…?
サッキュバス
正義の騎士様なのにぃ…耳元でささやかれるされるだけでぇ…
弱い敵相手にも全く抵抗できませーん…❤
ほらほらどうしたのぉ…、否定しないんですか…❤
無様さを笑われる被虐と、その無様さに気づかないほど性的に熔けるひたむきさ。そういうシチュエーションばかりであり、製作者の判り具合とゲームへの落とし込みは素晴らしいの一言。
自分のプレイによって苦境に落とされ方が調節出来るギミックも見事でした。
女による攻めが多々見られたのも好感度が更に上がる理由になっていました。
全てひっくるめて手放しで褒め称えたい逸品です。
なお戦闘エロ物の諸刃の剣として一つの戦闘がだれやすいことがあり、この作品もやはり回避出来てはいないのですが、そこはそれ。その冗長さを楽しむために戦闘エロ特化作品をやるので欠点として挙げるのはどうなんだろうという感じかと。
以上。堪能しました。お薦めです。
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