Dive2とDies iraeをまだコンプしていないので暫定になります。
1.BALDRSKY Dive1 (戯画)
2.装甲悪鬼村正 (Nitroplus)
3.マジスキ (MOON STONE)
4.紅殻町博物誌 (レイルソフト)
5.D.C.II To You (Circus)
「BALDRSKY」はACTとシナリオ両方とも質が高く、量も膨大で、質量合わせて今年一番でした。――最初に述べたように遊びきれてないのですが、そこはおいて置きます。バルドフォースエグゼ以降迷走気味だったのですが、持ち直したのは慶賀すべきでしょう。今後ともチームバルドを応援しています。
「装甲悪鬼村正」は普通にニトロの傑作です。流されるように単純に楽しむも良し、善悪の定義などニトロやType-monnなどの歴史を踏まえて拘りまくって粘着するも良し。どのようにしても対応出来る懐があります。ただ、このシナリオの方に関しては今度は小ぶりの作品でも良いので、全てが徹底的に書き込まれた傑作をやりたいですねー
「マジスキ」は美少女ヒロインと超自然とシリアスを溶かそうとして溶かしきれず奇怪な萌えゲになっていますが、欲目で言うとどのルートもそれなりに面白かったです。特に由紀菜ルートはオールタイムベスト級。その1点を持っても上位に持ってきたい魅力がありました。
「紅殻町博物誌」は趣味的です。引っかかった人は間違いなく楽しめる作品でした。
「D.C.II To You」は「D.C.II Fall in Love」と迷ったものの、コンセプトとヒロインそれぞれのネタが綺麗に消化された良作揃いなのでTo Youの方を選びました。歌も良曲ばかりでしたし。
しかし2009年は豊作の年と言っていいんじゃないでしょうか。自分が上記で上げた作品以外見ましても、例えば「俺たちに翼はない」、「さくらさくら」といった待ち望まれていた作品が出て、期待通りか以上のレベルのようです。萌え系では「祝福のカンパネラ」「スズノネセブン!」「W.L.O.」「天神乱漫」「花と乙女に祝福を」「しろくまベルスターズ」などが、ゲーム性が高い作品では「姫狩りダンジョンマイスター」「天空のユミナ」などが。
他にも「ももえろ濃霧注意報!」「死神の接吻は別離の味」「FlyableHeart」「Trample on “Schatten!!”」「フェイクアズール・アーコロジー」などが名作/佳作/良作とばらつきはありますが好評のようです。拾いきれてないですし、こけた作品はないわけではないですが、今年一年ひっくるめて質の高い作品が多い印象を抱きました。
――プレイしたのは「スズノネセブン!」だけなので、超伝聞で確証はないんですがねー
以上。2010年もよきエロゲーに出会えますように。
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BALDRSKY Dive1 感想
装甲悪鬼村正 感想
マジスキ 感想
紅殻町博物誌 感想
D.C.II To You 感想