ハクメイとミコチ 10 雑感

 森の中に住む小人や獣・虫たちの何気ない日常を描くファンタジー漫画の第10弾。

 これまでも感じていたのですが、本当に良い世界、良い街、良いキャラクタの良い時間の過ごし方を描いているなあと改めて実感しました。
 PGで思い出に残る街や村にあたった時にもそれは感じるのですが、この現実ではありそうもない空想の場所で歩いて過ごしてそこに住むキャラクタと触れ合って楽しい時間を過ごすというのはそれはそれでかけがえがありません。
 本巻での出来事――雨宿りしている軒下で輪唱する風景だったり、ちょっといい温泉のお宿に友人たちと泊まりに行って美味しいご飯を食べたり、あるいは旅人が初めての旅に出るときにもらう帽子にまつわる思い出話だったり。

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 一匹の鮎がキャラクタ3人横に並んだぐらいの大きさに描写されるスケールの世界で、登場人物たちが生き生きと暮らす愛おしさは堪りません。
 これからも本作特有の良い雰囲気を吸っていきたいものです。


 以上。しみじみと良い時間が流れ続けており、素晴らしいシリーズの最高の最新刊でした。続きも楽しみです。

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 <既刊感想>
  ハクメイとミコチ 1-8 雑感