りゅうおうのおしごと! 11  雑感

 丸々一冊銀子編。
 余分な言葉は必要なく。
 最高でした。
 同じ頂を目指す者同士の傷だらけの記録にして、至高の幼馴染物。

 一方だけが手を摑んでいる状態だったら、きっとすぐに二人の手は離れてしまったに違いない。
 子供だった二人の気持ちが上手にすれ違い、不思議と嚙み合ったからこそ、俺たちは互いの手を摑んだまま、どんなことがあっても放さずに歩き続けた。
   (りゅうおうのおしごと!11(GA文庫)(Kindleの位置No.382-384))

 なんちゅうものを読まさせてくれるのだろうか、と興奮の武者震いが止まりません。


 さて、少年と少女は最高の武器を得ました。
 更に物語がここからどう転がっていくのか、本当に楽しみです。

  • Link