月曜日のたわわ 8 雑感

 別に月曜日が憂鬱でもなく、また個人的には大きいのだけが好きというわけではなく形の均整が取れていればなんでも良いのですが、本シリーズは何故か目を離しにくく同人誌は毎回購入していますし商業版も発売日に購読してしまっています。
 同人誌から好きなキャラは後輩ちゃん――このどのキャラへのちゃん付けもきもかったりする気もしないでもないですがきっと気のせいかと――。仕事場で自分だけを慕ってハードルを下げてくる大きい美人はロマンの一つであることを認めざるを得ないところがあったりなかったりします。なお次点で好きなのはジト目ちゃんで、看板のアイちゃんはいまひとつ好みではありません。


 それはさておき8巻目も相変わらずの性的ファンタジーを堪能しました。
 後輩ちゃんはコスプレを披露してくれるし、ベッドに押し倒されるし、ジト目ちゃんは色ボケする――どの話もこういうのでいいんだよというたわわ系で終始します。
 好きなキャラたちがそれなりに目を楽しませてくれるのですが、ただこの巻で最も目を引かれたのはチアちゃんでした。同人誌ではキャラをつかめず好きも嫌いもなかったのですが、この巻で芸能人の面と等身大の少女の面の行き来を確かに目の当たりにしてこんなんが幼馴染で情緒がかき乱されまくるわとようやく腑に落ちた次第です。

 kindle No.18)

 広告で、グラビアで、ドラマで、輝く姿を見せたあの娘が、雑に一人暮らしの部屋を訪れてくるのは、これまたロマンの塊で。
 そして誰のものにもならないでくれという願いを聞き入れて誰のものでもあるアイドルになった身近な偶像が、堕落へと誘うように自分の忍耐心と抑制の淵をちくちくと刺してくる――その甘美さよ。
 本編最後にのたまわれる台詞「幼馴染み うぜぇ~」まで、あまりにも完璧なムーブでした。たわわシリーズでマイ好感度トップに躍り出てしまったではないですか。
 や、これからの活躍を期待していますし、男の子ガンバという感じです。
 

 以上。チアちゃん、さいこー

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