さくらシュトラッセ 感想

  • 感想

 洋食屋が舞台にした萌えゲーであり、伏線が張られていたり、設定が複雑であったりする類ではなく、さしたる個人的な総評はありません(主人公について思うことはありますが文章にするときついくなってしまったのでパス)。各ルートについて少々駄弁ることにします。何時にも増して面白いことは言っていないのを踏まえてどうぞ。

 マリールートはすっきりとした良いシナリオでした。主人公を治す為に残ったという設定が当然ながらきっちりと用いられ、主人公の感情にも理解できる起伏があり、デレデレなカップル具合も一番楽しめ、オチも良好でした。特にマリーが魔法が使えなくなった後の主人公にはじんときました。
 文句無しと言いたい所ですが、ただ1つ心残りがあり、最初のベッドシーン後に買ってくるアレを使って欲しかったと――と言うと引かれそうなので止めますが、せめてシーン回想にはいれて欲しかったと思うトノイケ信者でした。
 かりんルートは・・・・・実は主人公の対かりん好感度はマックスだったのだよというお話。ゲームに出てきた要素を大体使ってまとめ上げられていて、面白いかは兎も角、構成は良く出来ていました。
 優佳、ルゥリィルートはそれぞれ違う意味でキャラクタへの愛があればきっと楽しめるでしょう。
 と、ここまで来れば一番のお気に入りはマリーとなりそうですが、義母の美咲だったりします。上記で挙げたマリールートでのお母さん具合といい、何とも言いがたい寂しい余韻を含ませる美咲エンドといい、最高でした。あえて言わせてもらえば、攻略は出来なくて良かった。そういう関係にはなり得ないでしょう。
 

 絵は魅力的であり、立ち絵鑑賞もありますし、絵買いでも十分納得できるでしょう。


 以上。普通でした。

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 OHP-ぱれっと


 

  • 情報

 攻略対象はマリー、優佳、かりん、ルゥリィの4人で優先順序はなし。誰にも行かないと美咲エンドを迎えます。全員をクリアすると最初の画面が変わり、立ち絵鑑賞と声優のフリートークが見られるようになります。
 Hシーンは各々3シーン有。
 セーブフォルダはマイドキュメント下に作られます。