抜きゲの始め方とまで壮大なことを言いませんが、自分に即して適当に書いてみました。話半分に読んでください。なおDL販売に付いては割愛しました。昔の名作を手軽に買えるので重宝すると判っているのですが、何分使ったことがないので下手に言及出来ません。
それではやや読みにくい構成となっていますが、よろしくどうぞ。
- 販売形態
まずは抜きゲの販売経路から述べてみます。
1.商業でパッケージ販売
2.商業でDL販売
3.同人でパッケージ販売
4.同人でDL販売
1は言うまでもないでしょう。アダルトパソコンゲームを売っている店に置いてあります。
2は割愛。
3の同人ゲームはオリジナルでは一点集中的にシチュに特化したり破壊方面に走ったり商業よりもとんがったものが散見されますし、二次創作ではあのキャラクタのやっている姿を見たいとか汚れる姿を見たいとかいう欲求が満たされます。勿論全然駄目と言う作品にあたる可能性も高いのですが、そこはそれ。
3000円を超える作品は滅多にないので手軽に買えます。……その分、量はまあ推して知ってください。購入はイベントや同人ショップにおいて出来ますが、過去作の手に入りにくさや探しにくさという難点があります。余程有名なサークルでない限り、あっという間に片隅に追いやられていきます。それに出ている作品を把握するのは困難なので良さそうなものに出会うのも難しくなります。
だから同人フィールドでは4の同人のDL販売を活用した方がいいのかもしれません。
- 抜きゲのジャンル
複数の分け方があります。取り敢えず大雑把に上げてみます。
1.ゲーム形式
2.純愛か凌辱か
3.シチュエーション
1の『ゲーム形式』ですが、使うといってもやっぱりパソコンで行う“ゲーム”なので、単純に読むだけでなく工夫が凝らしてあることが多いです。例をあげると選択肢を選んで見たいヒロインのシーンを回収する一番読み物に近い形式、ヒロインを落とすのに最適な遭遇場所と時間を探る形式、性的なコマンドを重ね数値を上げていく調教プレイを模したSLG形式などがあります。
最初のADV形式が一番多くを占めていますし、プレイはさほど煩雑ではないためストレスは感じにくい。
2番目のストーカーちっくな形式は根気がいりますが最適解に辿り着くゲーム的な快感がありますし、追いかける擬似プレイになるため合う人には合うでしょう。『臭作』が一番有名で、会社ではBISHOP、Waffleなどの製品にあります。
調教SLG形式は何度も同じシーンを見ないといけないため面倒に感じますが、調教を積み重ねて徐々にヒロインを変えて行く醍醐味は何物にも代え難いです。それに最近だと同じシーンはスキップ出来るようになっているためさくさくプレイ出来るようになっています。会社で見ると、昔ではセレンやKissが、最近だとninetail系統がよく出来た作品を生み出しています。
2の『純愛か凌辱か』。これはシチュに含めても良かったのですが、独占したいか別にどちらでもいいか或いは擬似的にイチャイチャエロをしたいのか否かでプレイ推奨範囲が大きく違ってきますので分けてみました。まあ一棒主義だけど輪姦が見たいと言う面倒くさい要求に応えてくれるのが抜きゲーなのですが。
3の『シチュエーション』。言うまでもありません。抜きゲの本数は莫大であり大体のシチュエーションはさらっていると思いますので、その膨大なプールから是非お好みの抜きげを拾い上げてください。
- 情報の集め方
抜きゲに限らず情報収集の方法としては以下があげられるでしょう。
1.人に聞く
2.ネットで集める
3.雑誌を見る
4.取り敢えず買う
その1の『人に聞く』ですが、これが一番手っ取り早いでしょう。身近に抜きゲマイスターがいるならどしどし聞いてください。
その2の『ネットで集める』。今だとこれがメインになると思います。『人に聞く』に近い方法としてTwitterで募集してみる、人力検索で聞いてみるなどがあります。別の方法として或いはプラスアルファとしてレビューサイトを漁るというやり方があります。これは趣味趣向の合う所を探さないといけない面倒くささがありますが、例えばErogameScape−エロゲー批評空間−では量が取り敢えずあるので、POVのエロシーンなどからだらだらと遡っていけばある程度の数のソフトが嗜好に引っかかることでしょう。より個別に知りたいならErogameScapeのレビューサイト一覧がありますし、ゲーム攻略 やEroge RSS Checker -サイト登録型自動巡回リンク集- が便利です。後は会社のOHPやGetchu.com 美少女ゲーム・アニメの情報&通販サイト を見て、サンプルCGなどを参考にすればいいんじゃないでしょうか。
根気があるならちきしょう!教えてくれたっていいじゃないか! の過去ログを漁ればマッチする作品に出会える可能性が高くなるでしょう。
3の『雑誌を見る』ですが、これにはメガストアという心強い味方がいます。抜きゲに強く、しかも毎号ゲームが付いてくるのでお得です。何から調べて良いか判らない場合は、まずメガストアを1冊買ってみるのも手でしょう。
4の『取り敢えず買う』は書いてある通り。取り敢えずエロゲショップに行って買ってみましょう。大きなショップが近くにないと出来ませんが、個人的にはこの方法が一番お薦めです。ソフトの並び方はショップに寄ってまちまちですが、ソフト或いは会社の五十音順になっていることが多いです。気の利いた店だと凌辱を分けていますので判りやすくなっています。後はパッケを眺めてじっくり考えれば良いのですが、今は好都合なことに3000円を切る廉価版が多く出ています。取り敢えずその中から嗜好に合いそうなものを一本選んでみるのが良いでしょう。情報を集めていない状態でいきなりフルプライスの最新作を買うのは蛮勇と言います。痛い目にあうのも勉強ですが、それは慣れてからに取っておきましょう。
以上の方法を組み合わせれば、初めてでも気に入る抜きゲに出会えると思います。
- 買い方
継続的な購入方法を大別すれば以下になるでしょう。
その1の『メーカー買い』は好きなメーカーを追い続けるというもの。良質な抜きゲを作っている会社は常にクオリティコントロールが良好なので一番大外れを引きません。しかも少なくとも年に1作は出すので、安定した抜きゲライフを送る事が出来ます。だからこそ好きなシリーズが別の会社から出るとかなるとスタッフが同じでも不安に戦くことになるのですが(魔法少女アイ参……)。
手軽に手を出しやすい会社の例を挙げると、lilithは短い代わりにシチュに特化した廉価価格作品を矢継ぎ早に出すサイクルが成立しています。
その2の『イラストレーター買い』、要は絵買いですが、最も不安定な方法です。あたればこの上ないですが、外れるととんでもない地雷を引きます。やるなら覚悟を持ってやりましょう。
その3はweb官能ノベルや美少女文庫などで好みだった作者がシナリオライターを担当している作品を購入してみるというもの。文章を重視するなら試してみて良いかもしれません。
その4の『声優買い』。複数やると段々と声優の好みが出てくるので、その声優の出演している作品をチェックしてみるのも一つの手です。声は抜きゲの大きなファクターですし、例え内容がいまいちでも演技に外れはあまり見られないためそこまで大きな不満は抱かないでしょう。
最後の『シチュ買い』は嗜好の合いそうなものを買うという方法。特定のシチュに特化した作品ばかりをプレイされていてサイトでデータベースを作っていらっしゃる方がいらっしゃるため、ネットと組み合わせればかなり最適な作品に巡り会えます。例えばNTRではNE研 が参考になります。
以上に述べてきましたが、これもまた組み合わせですね。それなりに買っていくうちに自分なりの方法が確立してきます。
- 個人的な購入方法
おまけで私の購入方法を述べてみます。敬称略。
1.メーカー買い
BISHOP:アヘ顔という売りがあり、Hシーンの量が充実していて、脱ぎ脱ぎシステムというアホなシステムを備えているなど長所(?)が複数あります。抜きゲと言えばここという印象を持ってますね。
アトリエかぐや:安定した作風です。その代わりにマンネリ傾向にありますが、諸刃の刃でしょう。
All-TiME:一風変わった設定でしっかりとしたシナリオの作品を出すため注目しています。
Waffle:こちらは純粋に変な抜きゲを出すため、毎回怖いもの見たさで手を出したくなります。
2.イラストレーター買い
浅賀葵:強気の美少女が好みです。
ジェントル佐々木:これまた強気な目をした少女を描かれますし、黒ストに拘りのある絵が多く、嗜好に大変マッチしています。
あおじる:硬質な美少女がだらしなく堕ちて行く絵が素晴らしい。
M&M:むちむちとした絵が大変結構です。アトリエかぐやのメーカー買いと同意かもしれませんが。
3.シナリオライター買い
なるみおかず:All-TiME専属のようなのでメーカー買いにまとめてしまってもいいかもしれません。今までのブログの感想を見ていただいているならご存知かもしれませんがファンです。スーパーナチュラルな設定+凌辱+痛切な青春物という組み合わせはこの作者でしかなしえない大技です。
私の感想は時間封鎖 、肉体操作、連続>>>レイプ 、魔法戦姫エンジェル☆ナナを参考してください。
5.シチュ買い
戦闘美少女:説明するまでもないでしょう。戦闘美少女が敗北する姿は堪りません。
変わった設定:バイオハザード物の『姦染』シリーズなど当たりはそれなりにありますが、外れることも多々ある困った嗜好です。
- 参考Link
・手軽にエロが見られるSLGかつストーリーのしっかりした純愛物であり、廉価価格なのでお薦め出来る作品
・BISHOP新作
・姦染シリーズ