少女・マルフーシャは徴兵され、国境の門を守る衛兵として配属された。妹を守るため、国を守る兵士として少女は最前線で戦い抜いていく――
拠点防衛型の2DSTG。
プレイ画面はこんな感じで、左から押し寄せてくる敵の軍団を只管撃ち落としていくことになります。
マルフーシャ。楽しいなこれ pic.twitter.com/h1aRtzabep
— ぱぶ (@pub99) 2021年10月31日
1面が終わるごとにカードを3枚の内から1枚選んで、サブメンバーの雇用・武器の強化・サブウェポンの追加・拠点の強化をしていきます。
なので強化がある程度運によるので、物量で来る敵にたいして弾幕張りたいけど武器がないとか、このシナジーなら敵が溶けていくとか、バリエーションはある程度あって、周回プレイ必須で100面ある作品としての周回プレイへのモチベーションは保つことができました。
ただなにぶん政府はガチガチの一党独裁社会かつ、管理・監視が行き届いたディストピアで、最悪なことに戦争は負けつつあって人心は荒みつつあります。
どれだけ命を張っても、めっさ税金取られて、手取りはごく少しで、その少ないコストから強化を配分していくリソースの管理は末期戦のふいんきが上手く出ていました。というかほんと税金という名の搾取はフレーバーですが作品に合っていましたね。おめでとうございますじゃねえよ、こやつめ。
あとドット絵も美麗でアクションも良く出来ていました。
拠点でのアクション好き。 pic.twitter.com/yDvIAwD9CS
— ぱぶ (@pub99) 2021年10月31日
サブメンバーごとによって拠点で取っている行動が異なっていてしかも愛嬌があって目に優しいので、下位属性で戦闘でちょっと役に立たなくても選んでしまう魅力がありました。
ステージが進むと会話のバリエーションが変わるのも戦場での同士諸君としての縁が強くなった感があっておっと嬉しくなるものでした。
そんなこんなで全体を通して良く出来ていました。
欲を言えば流石に3週ぐらいで些か飽きてくるので、敵やステージのバリエーションがもう少し欲しかったかなと思いますが、値段からすると十分以上でしょう。
以上。お薦め。
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HP-溶鉄のマルフーシャ