JumbleStrikers 雑感

 Jumble Jokersを作成したサークルの久々の新作。
 前作は戦闘中のエロ攻撃とそれに伴う状態異常がメインのエロRPGだったのですが、本作もまた戦闘エロにはなはだ比重が置かれたエロRPGでした。
 マップは基本リニアで数が増えていき、そこまで種類が多いわけでも広大でも多彩な仕掛けがあるわけでもありません。戦闘システムはオーソドックスなものであり、ボス戦の攻略はレベルを上げて殴る以外に選択肢がありません。そこに力がそそがれる必要はなかったので、それで良いのです。
 戦闘中のエロとエロステータスの推移が非常に素晴らしく、それだけでもう大満足の一言。
 4人のヒロインーー正義に燃えた戦士と、高貴な王女と、未来から来た無表情なロリと、魔法使い見習の巨乳を操作し、クモやヒルといった虫、犬、木、ゴブリンといった異種、および人間との戦闘を繰り返す。その戦闘の繰り返しが楽しい。
 エロRPGでは大なり小なり戦闘エロが組み込まれているのですが、特化しているからこそ只管に浸れました。
 ――捕縛され放置すると押し倒されて、挿入されて汚される。
 ――あるいはエロ攻撃で興奮させられて絶頂させられ無防備になったところを、挿入されて汚される。
 そして部位によって感度があり、触られることによって感度が上がっていき、快楽度が上がっていきやすくなり、より絶頂しやすくなります。また小さなモンスターに寄生されることでむずむずし行動を取る旅に快楽度が上がっていきます。
 このモンスターはこのキャラクターにこう攻撃させて絶頂させようとかこまさせようとか、この感度を上げて容易く堕ちるキャラにしようとか、そういった頭の悪い思惑に頭を悩ませる戦闘エロ系の醍醐味を思う存分堪能しました。
 前作から引き続き、スキルの設定も上手く、戦闘エロのシステムに嵌っていました。たとえば無表情キャラは最初「不感症」というスキルを持っているのですが、操作して何度も快楽に悶えさせた末にその「不感症」のスキルが消えた瞬間の満足さはなかなか他のジャンルでは得難い味わいがありました。また「初めての相手」の種族には嫌悪を抱いて攻撃力が低下し、余計にやられやすくなる辺りもわかっているなというデバフかと。
 感度や被攻撃は全てステータスに反映されてカウントされるので振り返ってここまで開発したったというトロフィーとして見るとにまにましますし、こういう系に求められるシステムはほぼ完備していますし、上手く組み合っていましたね。
 
 あと細かい所で嬉しかったのは、前作のキャラが関与してくるくだりです。酷い目に一度あったキャラクタがそれなりに立派に活動しているけど、ふとしたところで嘗ての痕が見える――という個人的なツボを押されて妙な興奮を覚えました。


 以上。こういう戦闘エロ特化は集中すると飽きるのが早いですが、偶にやるとほんと楽しいですねー

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