あつまれ!ふしぎ研究部 1-3 雑感

 催眠術好きの大原ことね、マジック好きの神田千晶、オカルト好きの二宮鈴の3人の美少女らがそれぞれの趣味を部活として追い求めるために立ちあげた「ふしぎ研究部」。たまたま部室に立ち寄った五領大祐が廃部を免れるために無理やり入れられたことから騒がしい日々が始まる――


 という日常物の連作短編集。
 インプレッションとしてはかわいい(かわいい)。
 大事なことなので強調してみました。


 メインヒロイン3人を筆頭に、出てくる美少女・美女キャラが実に魅力的。くるくる変わる表情には愛嬌があって、皆生き生きとしていました。
 筆頭は3年生で抜群の包容力を持つ、大原ことね先輩。
 夜の学校を実は怖がっていたのを無自覚に指摘されて動揺したり、
(1巻、No.81)
 大祐のいたずらに引っかかったふりをしたのを謝ったり、
(1巻、No.139)
 お見まいに行って無暗に力が入ったり、
(2巻、No.12)
 他にも紹介しきれないぐらいのびびっとくる仕草や言動の数々。いや、ほんと可愛らしい先輩なんですよ。
 呪いの人形を常に持ち歩いて友達がいない鈴が無邪気な大祐の妹になつくくだりも最高ですし、サブキャラの顧問が披露する天然さも嫌味なくくすっときます。


 そんなキャラ立ちした面々が送る他愛ない日常ににやにやする、良い漫画でした。
 今後ともだらだらとで良いので続いていって欲しいものです。


 以上。ことね先輩がほんと大好き。

 

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