とうとう最終巻まで読んでしまいました。
トァンとミァハの物語、そして人類の意識の物語はここに終焉を迎えました。
原作からして傑作なのですが、最初から最後までとんでもない画で素晴らしいコミカライズを成し遂げたことに感謝を。これは描き上げるのに確かに時間かかるなあと納得する出来でした。
原作好きも、原作知らなくても、百合好きも、百合好きでなくても、お薦めしたい逸品です。
さて通り一遍の言葉はここまで。
私のフェチ回路の反応の話をしましょう。
本シリーズは全編トァンがミァハを追う過程となっていて、トァンがほぼ出ずっぱりになります。
そのですね、そのトァンの描写、立ち居振る舞いがめっさ素晴らしいのですよ。
トァン――ああ、そのやさぐれた美女たるや。
(3巻、kindle No.27)
(3巻、kindle No.74)
胸キュンしたシーンを挙げていけばキリがなくてほぼ全コマになってしまうぐらいに、キュンキュンしっぱなし。
疲れきっていて目に隈があり荒んだ言動をとる美女がここまで魅力的で良いのかしらんというぐらいに、魅せてくれました。
色々ひっくるめた画の質の暴力とはこういうことを言うんだなあと感嘆するしかありません。
以上。オールタイムベスト級に惚れました。
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<既刊感想>
ハーモニー コミック版 2 雑感