@pub99: 約束の国1読了。共産主義からの革命に成功したが、国を退廃に導き失敗した大統領が自決した所、共産主義時代の軍人に戻っていた――という感じで死に戻り系をハードにした小説。なまじか未来を知っているだけに何をしていいのか解らず懊悩呻吟しながらも、思想を再構築しつつ未来を変えようとする
@pub99: 後書きにある通り「もやもやする小説」を書く意図は100%達成されている。主人公の思想が壊れて自我が崩れかかった中で再構築する立ち位置の揺れにもやもやし、どうしようもない社会情勢にもやもやする。にも関わらず歩いていくのは英雄の道であるあたり、きっとまた誰も救われないんじゃないかと
@pub99: 読むのに疲れるけど続きが楽しみ。
約束の国 1 (星海社FICTIONS)
posted with amazlet at 14.09.28