長門有希ちゃんの消失 第10話 感想

 北高文芸部にハルヒが入部し、が朝比奈みくるを部員にしたり、文芸部に馴染んで行ったりする回で、SOS団のメンバーがほぼ全員ストーリーに絡むようになるのを描いています。奥行きが広がりつつあるんじゃないでしょうかね。


 今回は女性陣のガールズトークに終止してかしましいのですが、最もにまにましたのは、ハルヒがマッハで馴染んで行く過程で、キョンハルヒへの対応がなおざりになる辺り。

 そもそもなんなのあいつ
 日に日に私への態度が悪くなってくんだけど!
  (ヤングエース5月号P174)

 最初はよろしくとか言っておきながら、面倒くさげになり、とうとう「おい行くぞ」という感じになります。それに対してハルヒは悩みながらもとある理由で今まで敬語でしか話しかけられなかったからやりやすい、と悪くない反応をします。やりたい放題やりながら、いざ気になりそうな異性にざっくばらんに接しられると困るのがいやあ良いじゃないですか。これからどんな三角関係が構築されるのか、されないのかわくわくします。


 後は文芸部というくくりではなくどのような集まりにしていくのか話しあったり、最後で次回へと続く乙女チックな会話が花開いたりしました。


 以上。そんな感じで相変わらず面白いかったです。

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