エロゲ

univ

前ふり 予告したとおりunivの話。 この作品は2部構成で 大学1、2年にあたる前編「univ〜恋・はじまるよっ〜」と 大学3、4年にあたる後編「univ〜愛・おまたせっ〜」に分かれています。 前編の発売日は2001年05月25日、後編の発売日は2002年05月31日と、DCが…

Princess Frontier 感想

感想 ファンタジー世界を舞台にした萌えゲー。 ひたすらヒロインの可愛さと恋愛描写の初々しさに悶えさせられました。恋していると自覚するまでのもどかしさ、恋している対象を思って寝床で呻吟する微笑ましさ、付き合ってからの甘ったるい雰囲気と破壊力抜…

暁の護衛 感想

フルスロットルでネタバレしているのでご注意してください。 感想 お嬢様育成とボディーガード育成を兼ねる学園を成り立たせるための社会背景は何かとシミュレーションしすぎた――のかどうか知りませんが、設定に中途半端に引きずられていました。 貧富の差が…

彼女たちの流儀 感想

感想 共通部分について。 5年ぶりに実家に帰ったら2人の姉が吸血鬼になっていて、片方の姉から女装して劇に出てくれと頼まれという出だし。少女と吸血鬼の組み合わせは相性抜群のため、色んな媒体でちょくちょく見ます。ただ氾濫しまくったせいで、要求する…

冷徹冷静しかしてXXX 感想

以下の文章はゲーム内の具体的な内容にこれっぽちも触れていない、メーカーに対する勝手な妄想となりますのでご注意を。 感想 前作「委員長は承認せず」は一枚絵が微妙であり(何故か立ち絵は見れますが)、ヒロインに女性的な魅力が感じられず、その上でそ…

Crescendo FullVoiceVersion 感想

3/14 冷静になってみると、褒め過ぎたのでちょいと修正。 感想 評判の良いこの作品に対する私のファーストインプレッションはあまり芳しいものではありませんでした。ですが、最後の最後、姉のあやめアナザールートでこりゃあ凄い名作だと力づくで納得させ…

こんな娘がいたら僕はもう…!!  感想

感想 学園中から厭われている学生がふとしたことでヒロイン達と仲良くなっていくというADV。 学園の集団心理がシナリオに都合の良いように付和雷同過ぎで、エンディングの入れ方と締め方が最低、という具合に読後感を悪くする要素に欠くことはありませんでし…

D.C.P.K. 感想

感想 D.C.とD.C.2との時間軸が異なるゲームのキャラクタがごちゃまぜになってポーカーをするという設定のファンディスクです。ゲームオーバーはなく、負けても再挑戦が常に出来、ペナルティもありません。勝つまでひたすら勝負し続ければ良し。 ゲームはポー…

恋姫無双 感想

感想 三国時代の武将は全員女性で、彼女たちのハーレムを作るという内容。どうでもいいレベルの戦記パート&ヒロイン選択性の萌えパートというノベルと、間間に挟まれるシミュレーション風のゲーム部分に分かれます。 まずゲーム部分から語れば、かなりげん…

Clear 感想

感想 主人公を筆頭に出てくる登場事物たちの大部分は心の何かが欠けていたり、一般的な人間とは異なる特徴があったりするマイノリティです。そのため他人との接し方が歪み悩んだり、異物として弾かれたりします。ひいては彼らは自身で在ることを好きになれず…

さくらシュトラッセ 感想

感想 洋食屋が舞台にした萌えゲーであり、伏線が張られていたり、設定が複雑であったりする類ではなく、さしたる個人的な総評はありません(主人公について思うことはありますが文章にするときついくなってしまったのでパス)。各ルートについて少々駄弁ること…

Garden感想

杜撰というか脳足りんの立ち絵管理、とあるヒロインの2回目のHシーンで別のヒロインのHCGが出現するという致命的なミス(絵里香ルート)、地の文での呼称の混乱、溢れる改行ミス&一字空け忘れ、鈴村ルート後半での絵里香の声の消失、etc。 数えれば数える…

あえかなる世界の終わりに 感想

彼願から浮気してやってみると、するすると終わってしまったので、申し訳程度に感想を書いて見ました。 感想 クラスメートにつきまとうストーカーの目的、2つのオンラインゲームに隠された秘密、主人公の家に飛び込んできた野良NAIPの謎など複数の事件が絡…

SILHOUETTE感想 

まず初めにMTさんに感謝を。コメントしていただけなかったら、アンインストして投げ出していました。 それで感想ですが使われているがジェットをバラさないようにしたら、妙に歯切れの悪いものとなってしまいました。展開は明かしていることを承知の上でお読…

D.C.II Spring Celebration 感想

感想 DC2本編のアフターストーリー、キャラクタ達が卒業記念の映画を撮ったという設定で見せる各ヒロインとの異なるシチュエーション物、2編のプレストーリーを詰め合わせた標準的な曲芸商法でした。ただしDCの一連の作品は信者ほいほいといっても、常にプ…

Silhouette give up宣言

愚痴 初めに入った水無瀬ルートで挫折いたしました。 途中で“情けなくて涙が出そうになる”という文章が出てきたのですが、その瞬間、いや泣きそうなのはこっちだから、と突っ込みを入れましたね。何処まで屑ならプレイヤーを憤死させるか挑戦したかのごとき…

Clover Point感想

感想 学園寮生活物の良作であり、萌えエロゲーとして極めて真っ当に出来が良い作品でした。 まず夜々、一見清純風だけどエロい真星、姉ぶるが癇癪持ちである月音、貸し借りが100円単位というスケールの小さい守銭奴の美緒里・・・・・・と少しだけ捻りがある彼女ら…

ピリオド感想

感想 とある設定や謎が複数のルートで使われていて、攻略上は順不同なのに情報公開の程度の差があることにより、とあるルートが全てを説明する興醒めなネタバレとなってしまったゲームはそれなりにプレイした経験があります。現在、ぱっと挙げられるのはWind…

飛ぶ山羊はさかさまの木の夢を見るか

以下の文章はHDを整理していたら見つけました。 感想 それまで並行にプレイしてきた個別シナリオ=世界がさかさまの木で最後に出てくる『未菜エンド2』に至って重なり合うのはかなり爽快感がありました。しかしその書き方やエフェクトが淡白に過ぎてあまり…

明日の君と逢うために

感想 前作プリミティブリンクでは能動的だった『世界間の移動』。今回は受動的に『世界間の移動』を描こうとしました。 この作品の設定では神の世界には行く意思さえあれば神の助けにより行けます。そして帰って来た人がいないため、発端は本人によると広ま…

キラ☆キラ

感想 始めにやった樫原ルートは遺書以外に見るべきところがない普通の青春物だったのでどうなるかとひやひやしました。加えて次にいった千絵ルートの主人公が泣いた瞬間以外がいまいちだったので、戦々恐々としました。しかし2つのきらりルートが逆転満塁ホ…

××な彼女のつくりかた

感想 ゲームシステムは、好きにエディットしたヒロインとデートしてポイントをため、そのポイントで町を発展させていくというもの。言わばエロゲ版シムシティという超変格作品です。 ゲームシステムの説明だけでもわかる通り、何もかもが作業です。が、それ…

ピアノの森の満開の下

感想 傑作『パンドラの夢』と怪作『パペットプリンセス』を既にやられた方なら説明がいらないだろう、小野寺の血。 この物語はその血脈と等価交換による願いの成就を約束する悪魔とが出会ったことから始まります。 で、終えて思ったのですが、組み合わせが絶…

うちの妹のばあい純愛版

感想 始まりはきっと、鈴木二郎がメジャーに行ったこと。・・・・・・いやマジで。 そういう訳で、義理の兄妹関係の葛藤とかそういうのはパスして、架空の野球の選手を作ることについて語ってみます。 物語にする場合、オールマイティよりも専門的な選手で傷が何処…

春萌

感想 見合い、幼なじみとの恋愛、義理の家族との恋愛――それらの成就だけを描いた作品でした。 家庭環境や祭りなどで作ろうと思えば作れたはずですが、大きな山場というものは存在しません。物語に密度が不自然な抑揚を付けて形が崩れるのを嫌ったからこそ、…

Aster

感想 このゲームのテーマは人身事故による人生の変移だと取りました。事故――特に死亡事故であるため、被害者と加害者だけの関係にとどまらず、被害者にも加害者にも家族がいて、恋人がいます。そして本人たちが主人公である人生は事故によって大きく変わって…