7日に水依編が完結したので読んでみました。
第1話の最初のページで堕ちた姿を見せ、以降は延々と第2話の半分ぐらいまで水依が妖魔に取り込まれるまでが書かれます。つーか、意外とたった一文が怖くてびくっとしました。webノベル形式で、背景を変えることで雰囲気ががらっと変わるのがそこかしこで効いていましたね。
それで、取り込まれてからは妖魔に陵辱される訳なのですが、何と言うか、淫妖蟲らしいと言えばかなりらしい、滅茶苦茶禍々しいお話でした。
具体的に言うと、妖魔によって妊娠しまくって出産しまくります。第2話では題名から想像出来るように蛾のお化けみたいな妖魔で多分まだまだ良識の範囲内なのですが、第3話ははっちゃけます。
第3話で、水依は産みながら母性をすくすくと育てて異形のわが子の誕生を歓迎するようになり、巨大な胎児によって子宮口を始めとする産道がみちみちと軋むのを快楽と受け取るようになります。それで妖魔の子によって孕まされてまた産むという永久サイクルを打ち立てます。
ここまではよくある系統なのですが、異形の妖魔の子がストライクゾーンなのか確かめたくなる感じの異形さでした。
話は3話2頁を見た方が早いでしょう。何処のクトゥルーかと。で、1、2と産んで3でまた吹っ飛びます。今までと比べれば常識のストライクゾーンに近づいているのですが、それはそれでいいのかと疑問になる造形でした。しかもイッパイイッパイの水依の地の文がいちいちイカれています。
挿入される快感じゃない。
〇〇〇〇○を産む、この快感。
あとはちょっと口に出しかねる出産に突入するので何とも。耐性があるならどーぞとしか。
個人的には最後に1話の冒頭に戻って水依ならではの黒パンストでのエロがあったことで癒されました。や、癒されるエロではないのですが。
以上。異種妊娠に耐性があるならお薦めです。ないのに淫妖蟲関連の話に手を出すとは思えないですが一応留保しておきます。
5月14日までなのでまだ読まれていない方はお早めにどうぞ。
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