「天冥の標1 メニー・メニー・シープ上」をkindleで読了。面積約5億平方キロとされる植民星メニー・メニー・シープでは領主が圧政をしき発展が停滞していた。その惑星でのパンデミック、政治混乱、新天地開拓、異種交流を描くSF群像劇。一言で言って抜群に面白い。これぞSFと言う感じ。
— ぱぶ (@pub99) 2016, 1月 25
開拓者が治療法を残していた未知の伝染病とか、何百年も春を鬻いてできたアンドロイドたちの末裔が生み出した未完成のバイオリン曲とか、400km以上の高さを持つ巨大建造物とか、むっちゃぞくぞくした。
— ぱぶ (@pub99) 2016, 1月 25
そして第四章の出だし読むと本当にある種の小松左京フォロワーだなあと思う。
— ぱぶ (@pub99) 2016, 1月 25
それにしてもラストでの興奮は本当に痺れた。巨大建造物を探索し、活動に酸素がいらない代わりに充電を必要とする人類の末裔が目にするのは――。いやあ、これですよ、これ。
— ぱぶ (@pub99) 2016, 1月 25
天冥の標1下をkindleで読了。植民星メニーメニーシープの領主からの解放と訪れたーーカタストロフィ。革命が達成されてからのどんでん返しには、ちょ、おいィ!と声が出た。領主が隠しているのはそれかなーとは予測していたけど、まさかほんぼ全滅エンドとは。これからどう続くかほんと気になる
— ぱぶ (@pub99) 2016, 1月 30
天冥の標2をkindleで読了。今度はガラッと変わって現代日本を舞台にして冥王斑のアウトブレイクを書くパンデミック物。非常に面白く、なおかつ文章が明快で、リーダビリティがめちゃ高い。SFとしても人類史を描く大長編内の後々を揺るがす大イベントの記録と、後への影響の示唆として興味深い
— ぱぶ (@pub99) 2016, 1月 31
ダダーの語源とか、羊飼いの重要性とか判明しておおっとなるし、ここからどうあの救世軍になっていくのかとか、ほんと楽しみ
— ぱぶ (@pub99) 2016, 1月 31
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