淫妖蟲webノベル 雑感

 『淫妖蟲』のwebノベルの短期集中連載が4/2より開始されています。目次を見る限り武編、水依編、深琴編、??編があり、武編は23日までの公開になりそうです。


 現在の所、公開されているのは武編第1、2話。冒頭は武がふとしたことで休日をえて、小旅行を企てるというもの。行き先は無印『淫妖蟲』で出てきた学園の大きな図書館で、目的は自分の蟲憑の呪いを解く方法を書いてある妖書を探すためです。そして見つけた妖書は実は強力な妖魔を封印していたものであり、開放された妖魔は力を得るために武を凌辱するという流れ。まあ至って普通の導入です。
 そこからのメインである凌辱パートが素晴らしかったです。何よりもまず武が蟲憑により身を焦がされて、欲望に敗北してしまう独白が最高でした。

「どうして……私…は……」
こんなにも欲望に負けてしまうのだろう。
まるで中毒患者だ。
やめようと何度も誓うのに、何度でも誓いを破り、禁断の果実を求めてしまう。
 
「こんなにも、弱い……の?」
涙が一筋、頬を伝った。

 仲間を思いやり、抵抗出来ない自分を不甲斐なく罵り、淫乱になる自分を嫌い――それら全ての感情が只管快感を求める性欲に置換されます。この理性が吹っ飛ばされていきなり自慰にふけり出すどうしようもなさと、欲望を表に出せた爽快感があまりにも淫らで好みに合いました。
 以降は自明。
 妖魔に体を任せ、遂には淫らな自分を肯定していきます。
 そこまでが第1話。


 第2話では夜の公園で浮浪者に汚されまくり輪姦されます。良い凌辱物なのですが、これまた導入がキました。妖魔に毛をそられた女性器に多足の蟲をつけられるのですが(毛を剃るシーンも良いのですが)、それを引き抜かれる描写の気持ち悪さときたら逸品でした。感服。後はまたお約束で、淫妖蟲的な激しいエロが繰り広げられます。


 以上。正しく『淫妖蟲』のエロが繰り広げられるwebノベルでした。嗜好に合うなら公開期間中にご覧になってはどうでしょうか。

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