- 感想
義理堅く家族を大事にする主人公、なし崩し的に増えていく美少女、ギャグとエロを散りばめながら何故か平坦なシナリオとなる魔術的な文体、全く面白くない騒ぎ（特に教室の前でライブはヤバかった）――あごワールドに居るなあと実感いたしました。
いやそういう所が好きなんだとかいう話はおいて置きますが、実はひょっとするとひょっとするかもというネタを受信してしまいました（信者的な意味でなしに）。それは主人公はストラに行動後の影響を予言され、菊理はティアに確実に起こる現象を予言されるように、預言書を持つ登場人物は行動指針が示されるというシステムです。このため、所有者は現実に起こるたった一つのイベントに対する解釈を自分にとって都合の良い様に行動する権利を得ます。ここからエゴのぶつかり合いになるか、気付かせないように誘導するようになるかして行き、一挙一動の裏を考えなくてはならない殺伐とした物語となるか、皆が幸せとなろうという物語となるかすれば、わくわくしそうです。……それどこの未来日記という感じですね。
以上。妄想乙。
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