『よろこびの歌』から3年後を書いた小説。 一直線の綺麗なだけの未来は当然のように待っていませんでした。 御木元玲は音大で自らの歌を信じられなくなり埋もれていた――ばかりか、歌で同級生に光を見せたあの御木元玲がつまらない男に引っかかろうとさえ。 …
御木元玲は声楽のため音大付属高校を受験したが不合格となった。不本意ながら明泉女子高等学校普通科に入学してぼんやりした日常を1年以上続けていたが、2年生秋に合唱コンクールで指揮者に選ばれてからなにかが変わっていく―― 合唱イベントと御木元玲の再起…
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