一勝千金 5 感想

 1巻でこいつは面白い――と推して読み続けて5巻目。
 女性格闘家を集めた裏格闘団体"戦乙女"は素人のど付き合いから始まり、そして悪魔的に強く魔的に得体のしれない美少女を見つけて――あるいは見つけられたのか――、本郷妃奈を中心に盛り上げて徐々に興行を大きくしてきました。
 これまで血だらけ傷だらけの女性格闘家の名バウトは数々ありましたが、今回ようようオーナーの一人"天馬希望"がリングに降り立ちます。希望は目が良く独特な戦い方をするとされ、本郷妃奈も理解しかねて興味をひかれていたのですが、網膜剝離によってドクターストップがかかり、これまで実力はベールに覆われていました。
 しかし手術が成功し、今回条件付きではあるものの実戦に復帰を果たします。

 kindle No.11)

 このバウト、なんというでしょう、実に――格好良い。
 たぶん現実の時間はそこまで経っていない。
 凄まじく強い相手がその力と技と体格の差/実力をいかんなく出しつつ、それを理屈で上回る過程の描き方が素晴らしい。これまででトップクラスに好きな刹那の戦闘でした。

 このあとのメインイベント、妃奈VS東雲レイも負けず劣らず迫力ある戦いでしたし、丸々1巻全て最高とはこのことか、という感じ。
 ほんとうにこのシリーズは右肩で面白くなっていきますね。


 以上。続きが楽しみです。

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