pub99 | そしてアイリスZero1、2読んだ。99%の子供が異能の瞳を持つ世界、無能な少年は全てを見通す心を得た――。という感じの、なかなか良い異能推理コミックだったし、絵が無茶苦茶可愛いし、満足 | 2010/12/16 19:28:05 |
link | |
pub99 | しかしアイリスzeroの主人公の設定がぱねえな。謎を解くのに悩むそぶりさえほぼ見せない。悩ませるのはどう明かすか――ということで、探偵は謎を解くことしか出来ないという枠に一つの答えを与えている | 2010/12/16 19:36:05 |
link | |
pub99 | 『謎をいかにして明らかにするか?』を主眼におかれた最大の名探偵は教授こと夢水清志郎で。教授は謎を解くのは一瞬で、艱難する或いは隠すのは誰もがハッピーになるための解決法の模索だった | 2010/12/16 19:38:57 |
link | |
pub99 | そしてハッピーを与えられるのではなく掴みにいった三姉妹は卒業したのだけども。で、反してアイリスzeroの主人公が謎を明らかにしないのは関わりたくないから――明らかにする行為に嫌気をさしているから。ここではクイーン―法月―新本格ラインの探偵問題を少年のトラウマに上手く溶かしている | 2010/12/16 19:42:54 |
link | |
pub99 | しかし純真無垢な美少女に明らかにするよう迫られて最初は厭応なく、しかし実は彼が望んでいたような決着をつけていく――というのはまあお約束の話だけど、はしょって言えば、無能故にたどり着いた彼の葛藤と行動の折り合いは正しく探偵小説の系譜だった、と。 | 2010/12/16 19:46:17 |
link | |
pub99 | ここで類似に持ってこれるのは古典部のホータローであり、ガイド役だった少女のガイド役から下りようとする過程から、探偵としての答えが分かたれる――かもしれない | 2010/12/16 19:48:05 |
link | |
pub99 | 何の話だろう。少年は荒野を歩き探偵になるみたいな? | 2010/12/16 19:49:40 |
link |
- Link
そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノ−ト (講談社 青い鳥文庫)
posted with amazlet at 10.12.20