輝く断片に関するつぶやきまとめ

 感想は→輝く断片 感想 - ここにいないのは


pub9910月に河出文庫から『輝く断片』出るのか。期待link
pub99輝く断片とオリュンポス2購入link
pub99今日から本のお供は輝く断片なのだけど、勿体なくて読めないlink
pub99『取り替え子』読んだ。取り替え子を育てる子育てファンタジー。ほんのり良い話の佳作。しかしスタージョンは本当に強気な女性が好きなんだなあ。いきなり河原でマウントしてきて頭を地面に打ち付けるヒロインは笑えた。しかも随所ではデレるし、良いツンデレだったようなlink
pub99ただマイクルが女性の名前と気付かず、冒頭でやや混乱した。ひょっとしてスタージョン謹製僕っ娘!?とかわくわくした期待を返せlink
pub99『ミドリザルとの情事』読んだ。社会復帰プログラムの専門家が袋だたきにあっている男を助けて、何故か妻と二人きりにさせた――。ゲイへの偏見を持つマッチョを笑い者にする艶笑譚かつ○○物。そこを重ねるんだと驚いたし、嫌ーな笑いが込み上げる奇妙な読後感だったlink
pub99しかし最初オチがよく判らなかった。幾らなんでもという感じ。スタージョンにしか書けない短編だろうlink
pub99『旅する巌』読んだ。傑作を書いた作家の二作目は愚作極まりなかったのは何故か、という内容。残念なSFだった。link
pub99『君微笑めば』読んだ、1955年に書かれたサイコパス物。8割方、新聞記者が昔なじみにいらいらする饒舌で非人間についてパラノイア的に話していて、実にいらっとくる。――それが最後のどんでん返しの移入の度合いに大きく関わって来て、おおっと興奮した。全編これパラノイアな秀作だったlink
pub99『ニュースの時間です』読んだ。とある平凡なサラリーマンにはニュースを没頭して聞くという奇妙な癖があったが、その奇癖が高じ始めて――。奇異でトンデもない短編だった。前半の感覚が狂っていく描写は切実で、中盤の圧巻の孤独で目眩がし、後半の圧縮された“治療”で吹っ飛ばされたlink
pub99そしてラスト。“「医者だったのか」と平板な口調で言った”から繋がる絶望――。いやあトンデもなくて大好きlink
pub99『マエストロを殺せ』読んだ。ジャズハンドのリア充非モテが計画殺人する話を技巧的に書きすぎた逸品link
pub99『ルウェリンの犯罪』読んだ。ブサメンとスタージョン長門有紀との奇妙な取り決め――給料の一括管理と開けてはならない黒い箱――から始まった奇異な恋愛サスペンス。健気なブサメンの日常の崩壊が胸にきたlink
pub99これで後はラスト『輝く断片』だけlink
pub99『輝く断片』の収録作は残念な主人公が多い気がするlink
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pub99昔から様々な人に「用はない」と言い切られ続ける愚鈍な男でもこんなことが出来るんだという充足感があるが、だが女性が治ってきて徐々に歪んでいく有様が本当に痛々しい。そしてラスト。『輝く断片』というタイトルが実にやりきれない。抜群の筆致だったlink