ここがウィネトカなら、きみはジュディに関するつぶやきまとめ

 感想は→〈時間SF傑作選〉ここがウィネトカなら、きみはジュディ 感想 - ここにいないのは


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pub99『商人と錬金術師の門』読了。時を越える門を前に千夜一夜のような3人の物語が語られる。物語が教えるのはただ一つ過去は変えられないこと。しかし過去を変えようとした行動が齎すのは何かという短編。時の移動と空間の移動が重なって旅/人生が浮かび上がっていた。短いのに密度が濃いlink
pub99『限りなき夏』読了。時間凍結というアイデアで成立直前ですれ違った恋愛の顛末を書くロマンチックな短編。凍結により生まれる活人画の描写がうまいし、恋愛のすれ違い方と痛切な成就の仕方も良かった。link
pub99ただすれ違いの処理は『ある日、爆弾が落ちてきて』の方が鮮やかかなあと。時間凍結に関しては都市シリーズの傑作巴里に勝ててない感じlink
pub99『彼らの生涯の最愛の時』読了。これはすごかった。変に傑作。年老いた魅力的な家庭教師との恋愛という出だしから、痙攣的な時間移動のバックボーンへと移行していくのにびっくりした。link
pub99というかマックドナルドで行うからマック時間移動で、毎回毎回スーパーサイズな人間に逢瀬を邪魔される繰り返しギャグときたら、馬鹿馬鹿しすぎて吹いたわ。/総じて下品なカジシンという感じlink
pub99『去りにし日々の光』読了。スローガラス物はクラークの『過ぎ去りし日々の光』を読んだことがあるけど、本家は初めて。過去の光景を見させるスローガラスにより隔てられるのは時だけでなく――と、ガジェットを二重に使ってテクノロジーによる人の心の変容がきっちりと書かれていた。地味で堅実な佳作link
pub99「時の鳥」読んだ。皮肉に満ちたタイムトラベルコメディ。エフィンジャーは2冊しか読んだことがないけど、エフィンジャーらしいと言えるぐらい、独特のテンポがある。link
pub99「世界の終わりを見に行ったとき」も読んだ。地球の終末へのタイムトラベルが流行している世界を舞台にしたブラックなコメディ。徐々に嫌な全体像が見えてくるのが良かった。link
pub99「世界の終わりを見に行ったとき」の方が陰湿かつ華美で読み応えがあるけど、この2編では「時の鳥」の方が好みかな。link
pub99「旅人の憩い」の“そこは黙示的戦区であった”という出だしからして、好きになる雰囲気がぷんぷんするぜlink
pub99英語だと何だろうなあ。Apocalyptic battle field?link
pub99“<敵>の<時間>が鏡像のようにちょうどこちらの反転で、しかも集速が<境界>まで漸近的に進んでいるとしたら、”――先生何言ってるか判りませんlink
pub99「旅人の憩い」読んだ。時間の流れが違う戦場と日常、戦場から離脱した兵士はHから名前を伸ばして人生が膨れ上がって行くが――。融通無碍の技巧短編。多分、傑作。読んでいて少なくとも無茶苦茶興奮したlink
pub99「いまひとたびの」読んだ。1947年初出と、リプレイ物の最初期の短編のよう。過去に戻って改変する基本的なリプレイになっている。しかし結末は味わい深い。や、それは失敗パターンなんじゃないかなとlink
pub99「12:01 PM」読んだ。1時間を繰り返すことになったサラリーマンのリープ物。誰にも知られず、解ってもらえない状況がひしひしと痛い。ラストもきついけど、良い短編だったlink
pub99「しばし天の祝福より遠ざかり……」読んだ。全人類が同じ1日を700万年繰り返させるはめになった話。もう一ひねりあると良かったけど、グロテスクで、だからこそ面白かった。link
pub99「夕方、はやく」読んだ。時間ループ物で一日の間で人類の歴史が反復されるという内容。落ちが格好良いlink
pub99「ここがウィネトカなら、きみはジュディ」読んだ。飛び飛びにタイム・リープする恋愛物。ぼちぼちlink


ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)
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