ぐいぐいジョーはもういないに関するつぶやきまとめ

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pub99ぐいぐいじょーと煩悩寺購入link
pub99あとぐいぐいジョーを半分ぐらい読んだ。狭山はピッチングフォームをランディ・ジョンソンと例えられてるけど、個人的なイメージはフェルナンド・バレンズエラが浮かんで離れないlink
pub99あと、せりは絶対ミッキー・テトルトンが元ネタに違いないlink
pub99『ぐいぐいジョー』読んだー。確かに本格野球物。一球一球、一打席一打席をきちんと書いていた。だからこそ、冒頭で明らかにされる完全試合になりかけの過程よりも、相手を打ち崩そうとするようなアクション―リアクションのある攻撃側の方が面白い。link
pub99何を考えてどう打とうとして、相手の考えを推測して、結果として打たれるのか、抑えたのか、そして守ったのか守れなかったのか――その攻防が野球な訳で。しかし勿論、完全試合をいかにして継続したかも考えられていて、悪くなかった。/ここらへんは趣味の問題かもしれないlink
pub99野球マンガで基本的な手法、試合に参加してない他校/OBの選手たちの観客席からの思いを書くのは『花咲くオトメ』でも用いられたけど、進化していた。link
pub99『花咲く』では卓越したバッターが観客席からとある選手の選球眼に絶句し、隣にいるスポーツライターの感銘との対比でその選球眼の凄さを出していた(同時に絶句しえた選手の並々ならぬ力量も。本作ではそこまで技術的な切磋はない。link
pub99ただし他校のお嬢様学校からOBまでの複数の観客の視点を用いて、多種の同視化をなしていた。まばゆさに羨む投手の、他山の石の、完全試合を守る選手の。こうした数多の方法で想像させるルートを用意して、実際に投げる投手の、守る選手の心理は逆に書かない。link
pub99ただし試合自体はメインの視点人物の捕手によって分析して語られる。この二つのやり方で試合の強度は確固たるものになっていた。link
pub99以上が野球に関して。百合に関しては最後の方のバレンタインが超キュートだった。けど許婚関連がわざとだろうけど恐ろしく薄かったせいで、全体を見るとやや納得行かなかった。ここらへんは、もう少し長く書かれた方が良かったかなーと思うけど、作品の完成度を見るとこんなものかなlink
pub99文章は何時もよりけれんみが足りなかったけど、読みやすくなっていたからよしわるし。気になったのは短文を重ねている割に読点が多いあたり。見栄えがいまひとつな気がした。これも読む側の趣味だろうけどlink
pub99絵は悪くなかった。これでは母乳を出すシーンはイメージ出来ないけど(笑link
pub99そうそう。P235の絵は樺作品には珍しいと感じた。あそこは常の樺作品なら文章描写で済ますはずなのに、絵を入れるとは。しかもミスリーディングを助長する。意図したとしたら次の作品でまたどう仕掛けるのか期待出来るlink
pub99以上がぐいぐいジョーの感想。……書き始めてblogにしときゃよかったと後悔中link