『海を失った男』に関するつぶやきまとめ

pub99ようやくスタージョンの短編『海を失った男』読んだ。与圧服を着て頭と左腕以外を砂浜に埋めた男、模型を手に何度も彼に話しかける少年たち、そして空に浮かぶ奇妙な人工衛星。――いやあ、素晴らしい。link
pub99“聞いてくれ”と幾たびも復唱されながら、すれ違って語られる『きみ』と男の心象。二つが重なり、きちんとした像を浮かべた時には感動した/1回目は先に解説読んで引きずられたから、理解出来なかったんだなあとlink
pub99あと文章が最高だった。“空に広がっているのは古い喪服で、星が焦げ穴のようについていて”。などなど豊かな形容があったからこそ、このような秀逸な短編になったんだろうlink


海を失った男 (河出文庫)
シオドア スタージョン
河出書房新社
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