呉シナリオに対する言及

 ついったー上で呉シナリオに関して述べたものを浚ってみました。漏れがあるでしょうが、大体拾っているかと思います。流れのPostも多いため意味が読み取りにくい所もありますが、気にしない方向でお願いします。
 長くて妄想なので格納。


pub99まあそれは今までの呉さんのシナリオでも集団心理の生成のいがかわしさと変遷の軽々しさが書かれていたし当然か。それに何処行く、Gift、Clearと真っ当に零れでる学生の悪意をきちんと書いていたしなあlink
pub99Clearでは村全体まで対象が広がったか。例えばゆのはなでは個人でもグループでもどうにもならない集団の不均一さの存在は示唆されたが、抑圧されたなあlink
pub99そこらへんで考慮に入れるべきは群青、あけるりぐらいかなlink
pub99そういう意味ではClearは被抑圧者たちのロンド、と言えるか。……これで無駄に萌えに梶をきった理由を説明出来るようになったけど、あー、行かん、呉さんへの妄想が肥大しすぎだ。やめやめlink
pub99@sahiro まず初期の「あした出逢った少女」と「何処行くの、あの日」はガチガチの傑作群です。「あした」は虚実入り混じった茫洋とした冒頭の入りでがつんとやり、そして馬鹿ミスと良質のサスペンスの境を行き来してたまらない人にはたまらない展開を見せます。link
pub99@sahiro 「何処行く」はひと夏のジュブナイルSFを黒く染め上げたとも、エロゲ版「IT」とも言って過言ではありません。時系列を巧みに操り、熾烈な現実、苛烈などんでん返しを繰り出す手腕が冴え渡っています。あとHで絡みつかせようとする義妹キャラはまあまあ有名なのかもしれません。link
pub99@sahiro Giftを経て、Clearは学園萌えゲの殻をかぶった実験作と捕らえています。人の心をわからない主人公と群集と線を引かれたヒロインたちが孤島で繰り広げるマイノリティの生き方は一見の価値があるかとlink
pub99@sahiro 概説すると、縦横無尽の時間操作と、安っぽいガジェットを繰り出すセンスが素晴らしく、名もなきキャラからの名づけられたキャラたちへの悪意の発露の仕方は見物です。また少年少女たちが暗いけれども共通の秘密を持つことで仲間意識が芽生える青春サスペンス/SFとしても楽しめますlink
pub99@sahiro とりあえずこんな感じでとうざく語ってみました。どれも超お勧めなのでぜひ。link
pub99呉さん中ではGift<マジスキ<Clear<あした<何処行く、だけどGift以降としては進歩しているとは思うlink
pub99@then_d ぬおー、眠たいのに頭使う絡み付きたい話です><。DCでは想いの無差別な成就、Giftでは双方向性の想いの合一を客観的にGiftの達成で示しうるとし、clearでは主人公の感情のなさによってヒロインの想いの質の識別を行い、マジスキでは主人公とヒロインの想いに ...link
pub99@then_d 働きかけを行っています。作品を重ねる足取りには確かな段階的な上昇があり、それを縦のキーワード。自分と他者、群集と個体という境界付けと境界を越えた触れ合いの非受動性とその克服を横のキーワードにおいて呉シナリオを解読する立場に立っていますlink
pub99@then_d 答えになっているか不安ですが現状言えるのは以上です。link
pub99mp_f_ppにgift以降の舵取りが実を結んで何になるのと言われてショックだったlink
pub99何処行くで幼年期と青年期でスーパーナチュラルを受け入れる手順に違いがあったなあという話。青年期は否定し、在ることを確認すると狂乱する。逆に幼年期は間違いなくヒーローとなる。/他の作品、例えばあしたでは正常と異常の端境が空の色で示されていたlink
pub99つまり呉シナリオでは混じり合わないはずだったものが境界を越えて理解/融合或いは――拒絶する手順が結構重要という話にまた帰結する。ガジェット・人物ともに反復それは何を意味するのか、或いは先に何があるのか、知りたい。/という補論を思いついたのでメモlink
pub99中心に据えられた原因も軍事施設のアレだったり、薬と世界の敵だったり、異種だったりした後に単なる魔法が来た。人為性が減っているのは進化なのか退化なのかlink