東京滞在記

 初コミケにして初イベント参加としてC76に参加するために東京を訪ねたので、そのメモ/レポをば少々残してみます。

  • 1日目

 10:00頃に品川に到着。ホテルに荷物を置いて身軽になり、即座に東京ビッグサイトへと向かいました。JR山手線で大崎に行き、りんかい線に乗り換えて国際展示場で下車。ハルヒうみものがたりのアニメやアイマスのカードやらのアレ気なポスターによって否がおうにも気分は高まっていきました。
 国際展示場駅から外に出ると、日陰にたむろする人、萌絵の袋を小脇に抱えて帰る人、東方のバス、そして遠くには鳥居にも似た東京ビッグサイト――まさしく夢にまで見た、想像していた風景。
 Twitterで交流している方と一緒に回らせて頂くことになったいたので合流し、一路ビッグサイトにGO。web上のみで知り合った方と会うのは初めてだったのですが、フレンドリーな方で安心しました。
 炎天下に1時間ほど行列を経験してようやく館内に入ったものの、その中も矢張り行列。東館についたのが結局1時間半後ぐらいでした。12時頃はもうフリーな状態に近いと言う話はドコーと思ったんですが、東方新作の日に行ったのが悪いと言う結論ですねー


 それで有難い事に私の買い物を優先していただけるということだったので、同人ゲームのブース=東2あたりを地図片手にうろうろとしました。購入したのは、

 circumflex:打撃戦艦アルテミス
 活動漫画屋:小説一式
 Festival:ABYSS―殺人クラブ―完成版、-atled-
 ねこバナナ:「Omegaの視界」新章「アキかけたシキのアイ:残」
 LAST WHITE:Eden C76
 talestune:LUDESIA プレビューブック&サントラ

 写真は↓。右下の切れてしまったのがABYSSですorz
 


 購入する時は基本チキンなので「お願いします」程度で、「以前の作品面白かったです!」とか「頑張ってください!」とか言えないというか、言って良いのか悩んだあげく無難に止めました。


 ただ活動漫画屋の夕街昇雪先生に関しては大変印象深く、恐らく忘れないと思います。
 まず見た瞬間、びびっときました。
 悠然と灰色の和服で扇子を仰ぐその姿――これこそが夕街昇雪先生だと、お聞きして名乗っていただく前から納得しました。
 欲しかった小説だけを全て買わせていただくと、「珍しいですね」と有難くも声をかけていただいたので「ゲームは全てやらしていただき、面白かったです」と伝えることが出来ました。尚一層感想をお伝えしたかったのですが、普通に迷惑になるだろうと冷静に考えて自重しました。今後も作品を作り続けていただけると嬉しいですとこの雑文の場ではありますが、厚かましくも述べさせていただきます。
 なお、扇いで頂きありがとうございます。これまた一生忘れません><
 

 そうして、ふと気が付けばあっという間にお金が飛んでいった財布を手にしていて、他のチェックした/していないサークルさんを回る気力が無くなり、もう一方の買い物にバトンタッチ。別の館も回りつつ、東館をフェードアウト。東方系は余裕でスルーでした。


 コミケ専用のペットボトルを買ったり、そこかしこで遭遇するコスプレイヤーに感動しつつ、私の「コスプレ会場と企業ブースを見たい」という言葉を聞き入れていただき、人の流れに乗って企業ブースに向かって――迷いました。
 企業ブースと言う緑色の看板に従ってエスカレーターに乗った筈が何故か有料休憩所とコスプレ更衣室の階に。うんうん唸りつつエレベーターに乗ると幸い元の位置に戻り、西館の方へと行き、それが結局正しかったのですがー


 外の第2コスプレ会場を横に企業ブースに向かうため、コスプレに関してはそれで満足しました。ヘタリアや聖おにいちゃん、リトバスなど良く出来ているなあと改めて感心しました。ここでも、どうも東方系のコスプレが目に付きましたが、色が極彩色でヒラヒラが多いためなのか判別できず、何とも。そこらへんの統計はあるんですかね?


 企業ブースでは音に聞いたオーガストの大行列をこの目で見て、売り切れのcuffsブースを指を咥えて通り過ぎ(知っていたのですが)、ポスター配布のため販売を停止していたリトルウィッチを通り過ぎ(知っているべきでしたが)、Type-Moonのブースを撮影して私のやりたいことは潰え、同行者の行きたいブースに向かいました。そこも販売停止していたのはまた別の話。
 時間的に当然のことなのでしょう、きっと。欲しければまず第一に行くべきなんでしょう。
 ↓はType-Moonブースの一部の写真です。 
 
 

 その後はTwitter関連の方に2人会い、先に失礼させていただきました。
 3人にはご迷惑をかけましたが、今回は特に一緒に回ったayaさんに多大な感謝を抱いています。ayaさんがいなければコミケの楽しさが判らずに逃げ帰ったかもしれません。


 更にその後、以下の八柾さんを囲む会に参加しました。
 エロゲクラスタついったー部八柾上京OFF続報 - then-d’s theoria blog ver.
 必殺:壁の花と化しつつ、色々な方のお話を聞けて楽しい会でした。幹事をやられたthen-dさん、お疲れ様です。ありがとうございました。
 この場で何故かsimulaさんとGradation Air(このサイトはお薦めです!)の管理人さんとにラジオ! ラジオ!という感じになり、恐らくはやることに。登って梯子を外されるのが怖いですが、一度は呉さんについて語りたいので楽しみではあります(修辞です。言われなければやりません(ぇ)
 解散して、この日は終了。ホテルで風呂入ってすぐ寝ました。

  • 2日目

 朝一でsimulaさんとGradation Air(このサイトはお薦めです!)の管理人さんと空の境界第7章 殺人考察(後)を観に行く事になっていたので、テアトル新宿へと向かいました。向かったはずなのですが、何故か東口から出なくてはならないのを西口から出て迷いマイマイとなりました。今から思い返すともう一度入りなおして東口に出るのが最速だったのですが、うろうろと東の方へ抜ける道を探して彷徨いました。いや早く出たつもりなのですが、時間をロスってしまい約束の時間ギリギリになっていました。
 遅れるのは拙いなーと思ったものの、同時刻TL上でsimulaさんの遅れるというPostが繰り広げられていたので、そこまでは深刻にならずにはいました。いや、Gradation Air(このサイトはお薦めです!)の管理人さんには悪いかなとも考えていましたよ。
 それで途中で運良く合流してテアトル新宿に着いたものの、そこもなかなかの行列が形成されていました。しかし意外とそこまで時間はかからず入場でき、3人分の席も取れました――が、待ち人来ズという訳で別れて観る事に。
 観終わった後はGradation Air(このサイトはお薦めです!)の管理人さんの感想をにまにまと拝聴しつつ、「うみねこのなく頃に散」を求め、秋葉原に行きました。
 最初に向かったのはとらのあな秋葉原店A――要するに秋葉原店Bのあの広告を華麗にスルーし、志村! 横! 横!というネタを繰り広げてしまいました(失礼。ただし問題があったのはそこまで。大量入荷されていたので入手自体は容易でした。
 んで昼飯をこなし、呉ラジオ用にsimulaさんがClear購入。うーん、これで引けなくなった気がしないでもありません。
 次いであこがれのリナカフェなうし、様々な方とお会いし、帰りの新幹線の時間になったので離脱。
 

 以上が2日間の行動をざっとまとめたものです。コミケに参加でき、多くの人に会え、有意義な東京滞在でした。この2日間でお会いした方、ありがとうございました。
 

 そうして、

 答えは得た。大丈夫だよ遠坂。オレも、これから頑張っていくから。

 この言葉に沿うように私も答えを得ました。――夏のコミケは容易に参加するものではない、と。
 どうか、今度は私の欲しいソフトは全て早めに委託されますよーに――